2008年05月11日

日本産カメ個体数急減

 日本在来種のニホンイシガメやクサガメの個体数が急減していることが、専門家の調査で分かった。
 今春の生息調査では、かじられた跡のある死骸(しがい)が多数見つかっており、専門家は野生化したアライグマなどの影響を指摘している。

 ニホンイシガメは本州、四国、九州の水田や河川などに生息する日本固有種。
 護岸工事などの影響で産卵場所が減り、環境省のレッドリストにも登録されている。

 特定非営利活動法人(NPO法人)カメネットワークジャパン(川崎市)代表理事の小菅康弘さんらが今年2月から3月にかけ、千葉県君津市内で行った生息調査で、ニホンイシガメなど105匹の死骸が見つかった。
 小菅さんらは、1997年から毎年調査をしているが、例年の1〜3匹から急増。
 多くは首や前脚にかじられた跡があり、アライグマやタヌキなど小型哺乳(ほにゅう)類によるものとみられるという。

 確認された生息数も、昨年同時期の373匹から、99匹に激減。
 このうち、23匹に前脚などをかじられた跡があった。
posted by そらいろ新聞特捜部 at 11:31| 生き物・生物